先日来、販売活動をし、お問い合わせを頂いていました『東堀川の隠れ家』が商談中となりました。
専用通路、路地奥の為再建築不可物件です。
しかし、その希少な立地と築年数は相当に古い建物ではありますがしっかりした『設え』を評価して頂き、気に行って頂きました。
今週初めの二日間、専門業者数社に現場確認のうえ、意見を聞きました。
皆、それぞれに『建替えるに忍びない』。
もし今、同程度の物を建てるとすれば、どれだけの費用が掛かるだろう。
躯体がしっかりしているので、畳替えと”洗い”だけで住める。
専門の職人さんから口々に感想を聞き、お勧めしていた事が間違いではなかった事に幾ばくかの自信を持ち、それ以上の喜びを感じました。
『町家』が注目を集めているとは言え、実際の売買取引では、銀行融資(保証会社の担保評価)がなければ実行が難しいのが現状です。
”再建築可能か否か”
資産価値を評価する上で重要な要因である事に間違いはありません。
ただ、『画一的』に判断しきれない固有の『エレメント』は存在します。
これは、『不動産の評価』に加味しなければならない重要な要素の一つだと思います。
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