仕事で依頼のあった『同志社大学新町校舎』近くの『路地中住宅』の最終調査を終え、京都市役所へ。
建築指導課・道路明示課で問題点を協議しました。...
対応した職員の方は、息子・娘位の年代。彼らにとってはこれが勉強なのでしょうが、大切な資産を預かり、業とする僕にとっては納得いく答えが必要なわけで。
幸いにも戦火を逃れた京都は昔から受け継いだ財産が多く残っています。
その半面、現行法の基での判断で、『不適合』となる家が多くあります。
これらを救済するべく様々な条例・施策が作られましたが、それでも行政の窓口と個人の間には立場の違いが歴然とあるのではないかと。
協議が終わった後、あまり訪れる事が無かった、『御所東』寺町通を丸太町から北へ。
数多く残る、文化・歴史遺産と共に、個人の住宅(財産)も守っていかなければと感じました。
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